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お見合いパーティーの出会いで結婚する友達

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ヒカルです。

職場で同期の友達が夏に結婚式をすることになりました。

友達は結婚の準備にいろいろと忙しそうです。

招待状をもらい、出席の返事を出しました。

どんなドレスを着るんだろう、と今からとても楽しみです。

結婚のお祝い会をしようと、同期の仲良し3人組でご飯を食べに行きました。

話は結婚から出会ったきっかけへ大盛り上がり。

よくよく話を聞いていくと、

「知り合いの人に紹介してもらって、みんなでお茶したり、ご飯食べたりする中から仲良くなっていったんだ」っていってました。

「合コンってこと?」

「ううん、そういうのじゃないんだけど・・・」

「友達とかサークルみたいな感じ?」

「うーん、似てるんだけどちょっと違うかな」

ちょっといいにくそうだった。

ヒカルたちが想像できる出会いって、このくらいしかなかったんだよな。

友達という表現ではなくて、知り合いの人に紹介してもらったっていうから、ちょっと距離がある感じだけど、結婚にたどりつくような素敵な出会いがあったんだから、それで十分だな、と思った。

そしたら、友達が「実は・・・」と話し出した。

「もう三十路だと、合コンとかでも年下が多いし、年上の人と出会いたくてもなかなか働いているとそういう機会って減ってくるでしょ。

だいたい周りは彼女もちや結婚している男友達になってくるし。

紹介してもらおうと思っても、なかなかいないじゃない?

ここまでくると、結婚して、生活して、年をとっても一緒にいられる人の理想っていうのもあるし。」

ふむふむ、納得。

真剣にそうだな、と思う。

仕事をそれなりにしていると、職場に出会いなんてもう期待できないし、仕事の終わりが遅くて出会いなんてない。

結婚した友達が周囲に増えてくれば、一緒に飲みに行こう、と誘える人も減ってくるしね・・・。

「わかるぅ」って、もう一人の友達とうなずいちゃった。

そこで、友達は思い切って、『お見合い』とか『結婚相談』とかいわれるところに入会したんだって。

正直、こういう紹介所へのイメージは、結婚に高い理想を求めている玉の輿狙いの人や本当に結婚ができないで困っている容姿もいまいちな人が頼るところ、だと思っていた。

でも、将来をそれなりに考える上で、希望することが伝えられて、それにあった人を紹介してもらえるのは、ある意味合理的で、働き盛りの女性に限らず、男性も、仕事と休日の時間の都合をつけやすいから、適しているように感じられました。

合コンののりは、遊びの付き合いだったりするし、いろいろ知ることにも時間がかかるし・・・。

結婚を決めた友達も、ヒカルのようなイメージをもっていたんだって。

でも、ホームページをみると、勝手なイメージだったみたい。

イベントやパーティ、ちょっとしたティーパーティ風だったりして、かしこまっていないから、いってみようって思ったんだって。

合コンと違って、自分の予定があえばいいし、友達に気を使うこともないし、実際に参加してみて気楽に参加できるようになっていったんだって。

企画に参加するわけだから、『お見合い』とか『結婚相談』とかいう言葉の方がむしろ堅苦しくしていて、イベントサークルの集まりと同じような気がしました。

変なイメージをもっていたけれど、ヒカルの方が考えが古かったなって思いました。

つんくさんも、お見合いで結婚したんだよな、と思い出しました。

忙しい人には、こういう紹介してもらえるところはいいなぁ、と思いました。

結婚に結びつく素敵な出会いがあって、本当によかった。

友達が彼の話をし始めて、幸せそうな顔をみたら、ヒカルもにこにこ幸せな気持ちになりました。

合コンも、こういう出会いも、出会いは出会い。

友達からこの出会いの話を聞いて、ヒカルの世界も広がりました。

結婚おめでとう!

結婚式、楽しみにしているよ。

お幸せに・・・。

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