ヒカルです。
「ツレがうつになりまして。」
の、細川貂々の続きの本がでました。
その名も、
「その後のツレがうつになりまして。」
です。
うーん、このゆるい感じがすきです。
うつ病に関する本の中でも、鬱病に苦しむ当事者とその家族の両方の視点から書かれているところが親近感をうみます。
ツレさん(てんてんさんの夫さん)は、現在治っていきいき生活している様子が伝わってきます。
抑うつ状態に陥っていてつらいと感じている人や今も欝病の治療中の人の励みになると感じました。
患者となった家族や仲間を支えている友人知人にとっても、病気を気軽に理解することができる本です。
実体験に基づいての話なのですが、暗くなりすぎることもなくて読みやすいと思います。
そして鬱病になる前のように、一緒に笑顔になりたいな、と思わせてくれる本でした。
うつ病に関する本はたくさんでています。
一般的にいいとされている治療方法もうつ病になった人によって違うのかもしれないなと感じました。
この「その後のつれうつ」でも、ツレさんにはよかったけれど一般的には・・・という注釈も入っていたから。
病気や症状に対する理解は必要だな、と実感しました。
うつ病は長期にわたって治療が必要となることが多いからです。
もし身近なところにうつの人がいたら、その病について知ってあげるといいなと思いました。
自分がいつなるかもしれない、身近な心の病気でもあるから。
気軽に読めるし、心をほっとさせてくれたり笑わせてくれたり、力が入りすぎていないところがおすすめです。
Amazy |