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片手ですいすいベビーカー

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ヒカルです。

今日、電車に乗っていた時にお子様連れの女性を目にしました。
そのことをきっかけに、ベビーカーについていろいろと調べいくと、最近ではデザインも素敵で、赤ちゃんとママ・パパのことを考えた設計のベビーカーが多いことを知って、驚いてしまいました。

その中も気に入ったのが、3つありました。

ひとつは、ノルウェー製の『エクスプローリー』。
ふたつめは、日本のコンビの『スルーラー』。
最後に、アメリカのGMP社の『エア・バギー』です。

なぜこんなに調べちゃって、気に入ってしまったのか、といいますと、このような光景を電車の中で目にしたからでした。

子供はママに抱っこされて、ママはベビーカーを押しながら入ってきました。
ママはぐずぐずしている子供を抱っこしながら、3人がけの席に着きました。

真ん中にはおばさん、そのとなりにはおじさん。
みなさん親切で、「どうしたのかな?」と子供に笑顔で話しかけて、あやし始めた瞬間でした。

バターン!!
ベビーカーが見事に倒れてしまいました。

ママも驚いて、子供を片手抱えながら、手押しする部分のところをつかんでベビーカーを戻そうとしますが、戻りかけるとまた後ろへ傾きます。
おじさんもおばさんも不敏に思ったようで、ベビーカーおこしを手伝いはじめました。

でもそのハンドルには、大きなママのバッグとコンビニの袋がかかっていて、戻してもすぐにひっくり返ってしまうんです。
明らかに、ベビーカーよりも荷物の方が重くて支えきれていないという状況でした。

ママは起こしかかるとストッパーを足でおろしたりしますが、ひっくり返ろうとします。
しまいには座ったまま、足を車輪においてベビーカーが倒れないようにしようとしています。

おじさんもおばさんも、
「荷物をおろすといいんじゃないかしら」
「荷物をおとりしましょうか」
と、声をかけました。

しかし、ママは「そのままで大丈夫です、子供を乗せますから」
と、足でおさえながら、抱っこしている子供をそのベビーカーに乗せようとしていました。

おじさんもおばさんも「まずは荷物を・・・」といっていますが、もう子供は抱きかかえられています。
そこでベビーカーを、おじさんとおばさんの二人とママの足で支えて、子供はシートへおさまりました。
子供はベビーカーの中で泣き止んでいたのに、ぐずぐずとママから離れてしまったのか半べそをかいていました。

始めはほほえましい光景のように感じたのですが、一瞬にして違う経験に変わりました。
が、とても勉強になりました。

おじさんやおばさんのように、ママと子供とベビーカーで電車に乗ってきたときには、何かお手伝いできることがないかヒカルも声がかけられる大人になりたいな、と思いました。

ベビーカーはあくまでも赤ちゃんの乗り物であって、荷物をかけて移動できるようには設計していないそうです。

たしかに子供と一緒だと荷物も増えてハンドルにかけたくなる気持ちは十分にわかりますが、ハンドルに荷物をかけた状態でのベビーカーの安全性は保証できないことになっていました。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんや子供を危険にさらすということなんだと驚きました。

今回の場合、荷物とベビーカーでは荷物の重さが勝ってしまいました。
お子さんが乗っていても、何かの拍子に後ろに重心がかかったりすれば転倒したかもしれない、と思うと大変怖い光景をめにしたんだな、と知りました。

それだけベビーカーの軽量化がされているんだという発見にもつながりました。
少し前まで、コンパクトになって軽量のベビーカーが人気だったようで、主流だったみたいです。

でも、今回の光景を見てしまうと使い方がまちがっているとはいえ、ベビーカーの購入する基準は持ち運ぶ上では、軽量化も必要かと思いましたが、何よりも安全性だと感じました。

たくさんの種類があって、迷ってしまうと思うけれど、「安全に赤ちゃんを乗せることができる」というのが、第一条件なのではないでしょうか?

そんな思いで見つけたベビーカーを紹介したいと思います。
実は赤ちゃん本舗に立ち寄って、子供がいないのに、興味がわいていろいろみてきたりしちゃいました(笑)

一台目がノルウェー製の『エクスプローリー』。
特徴はシート高さ、シートの向きともに調整が可能なこと。

ヒカルも感じていましたが、ベビーカーは押すところもそうですが、赤ちゃんや子供が座る位置が低いということです。
大人よりも低いところに子供たちはすわっているので、車の排気ガスが排出される高さになってしまって、体によくないなぁと感じていました。

夏は地面の照り返しがあって暑いだろうし、心配。
のぞきこまないと赤ちゃんがどうなっているのかわからないし、しゃがみこんで応えてあげなければならないので不安もあるよな、と思っていました。

エクスプローリーはこの気持ちに唯一応えてくれるベビーカーでした。

入院中の赤ちゃんが寝ているベッド(コット)やスーパーのカートにように、大人の近い位置にシートがセットできるので、表情もみてあげられるし、ベビーカーをひく大人にとってもいいなぁ、と感じました。

ハンドル操作もスムーズでらくらく。
階段も後輪のタイヤを折りたたんで、移動できるすぐれものでした。

インナーシートやレインシートなどもフル装備なのは、エクスプローラーのみでした。
他のベビーカーはオプションで買うタイプがほとんどだったような気がします。
フル装備なので、他のものよりもお値段が高めですが、そろっているのは便利かも。

お次は、日本のコンビの『スルーラー』。
3輪タイプでBMWのデザインチームが設計したというだけあって、かっこいい!

そしてハンドル操作が片手ですいすいなんです。
赤ちゃんを抱いていても、荷物が多くても片手で開閉ができるようになっていました。
ベビーカーを押した時の片手でスムーズに動くというのは感動ものだし、ハンドルの向きも変えられるので背の高いママやパパにもらくらくです。

最後に、アメリカのGMP社の『エア・バギー』です。
自転車工場で作られたというだけあって、見た目がかっこいい三輪車。
シートも進行方向や対面式のもアレンジはできるし、シートもいろいろでかわいいです。
リクライニングの角度も変えられるし、見た目よりも機能も充実してました。

「軽くて小さくたためる」という時代から、「重くても安定していて操作がしやすいもの」にベビーカーを選ぶ基準が変化しているようです。

「軽くて小さくたためる」ということは、安定性が悪いうえに、腕に力をいれてベビーカーを押さなければならないし、行きたい方向へも力がいるということになります。
片付けや収納する時には便利なのですが・・・。

逆をいえば、今回お勧めしたのは重くてお値段も高めなんです。
機能は抜群。

スーパーのカートは、持ち上げようとすると重い。
でも子供の様子がわかるし、お買い物もハンドルが高い位置にあるので押しやすくて便利なんですよね。
スーパーのカートのような荷物もおけるものは、ベビーカーではなくて荷物用のカート・・・。
そこの違いを感じた上で、選んでいただけたらうれしいです。
あとはいろいろな条件を天秤にかけるだけですね・・・。

赤ちゃんとこどもたちの笑顔のために、ベビーカーについてお話しちゃいました。

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